B級スポットの聖地稀代のコンクリ人形作家「浅野祥雲」作のコンクリ人形が嫌になる程大量な関ヶ原ウォーランドに行ってきたその1
どーもこんにちは、B級スポット愛好家@nori510です。
皆様行っていますでしょうか?B級スポット。
あの稀代のコンクリ人形作家浅野祥雲先生の作品がコレでもかと並べられまくっている東海B級スポットの聖地、岐阜県関ヶ原市にある「関ヶ原ウォーランド」に今回も、ジョン・小川とともに行って参りました。
写真が大量になってしまったので今回は第1回。
どうぞご覧下さい。
関ヶ原ウォーランドに行ってきた
現地に到着するや否や、関ヶ原ウォーランドの為のキャラクターかも不明な程ゆるゆるなゆるキャラ「よもぎちゃん」がお出迎えしてくれました。
折角なのでジョンと記念撮影を頼むと、被り物の上から見てもわかる位イヤイヤ受けてくれました。
が、さすがはプロのゆるキャラ。
「よもぎちゃん」は愛想の良いポーズで写真におさまってくれた。
さすがのゆるキャラ。「よもぎちゃん」侮りがたしと思ったのもつかの間、写真を撮り終えると、ダラダラとホントに気だるそうな足取りで、どこかへさっさと引き上げていってしまった。
なんだか、早速B級感が半端ないっす。
ウォーランド入場の前に、周りを散策するとお寺があり、なんと「祈 ノーモア関ヶ原合戦」という文言の石碑が立てられていました。
B級スポット付近ならではのネーミングセンスに、否が応でもウォーランドへの期待が高まりました。
いよいよのウォーランド正面玄関
そしていよいよ入場する事に。
コレがウォーランドの門構え。入る前から緊張してしまう関所のような佇まい。
「天下分け目の関ヶ原」「関ヶ原ウォーランド」の看板に、遂にやってきたと胸の高鳴りは頂点に達しました。
ジョンも感ずるものがあったのか、
入口前にて感極まり、何故か倒れていた。
けれどジョンは、入場料がどうしても払いたくないようで、城壁をよじ登って入場を試みていた。
が勿論、あえなく失敗。サスガ関ヶ原の関所やで。
ウォーランド入場口
気をとり直して入場口へ向かうと、私はあんまりよくわからないんですが、戦国BASARA3というゲームの徳川家康と石田三成の声優さんでしょうか、その方々のサインが場違いに飾ってありました。
そして、いよいよ入場券を買うと、なぜか武田信玄の「ノーモア関ヶ原合戦じゃ!」というB級まっしぐらなシールが貰えました。
嬉しいのか、嬉しくないのかよくわからないけど、なんとなく一生捨てられない気がした。
僕の人生でいつ、このシールのここ一番の貼り時を迎えられるだろうか。貼りどころには一生悩まされそうだ。
そんな事を考えながら、さぁ入場だと意気込むと、「大一大万大福揚げ」という、よもぎ餅を揚げたものが入り口に売っているのを発見。
入り口でこんなの売っちゃうんだっ。と思いつつ、入り口前で出会ったゆるキャラ「よもぎちゃん」に思いを馳せて一個購入して見る事に。
ちなみに、この「大一大万大福」は勿論、石田三成が関ヶ原合戦時に陣幕に使った「天下のもとで一人が万民のために、万民が一人のために。という世の中になればすべての人が吉(幸福)となり、太平の世が訪れる」という意味の文字紋「大一大万大吉」をもじったものだと思われる。
さすがのB級スポット一直線なネーミングに唸らされる。
早速食べてみると、よもぎ餅が揚げてあって、普通に美味しくてなんだか拍子抜けした。
いよいよウォーランド潜入
という事で、いよいよ関ヶ原ウォーランドへ足を踏み入れた私達。
入るやいなや、何故か馬がお出迎えしてくれた。
ジョンが、コレ見てみてと、指差す先には、
「乗馬厳禁!乗れる馬は10m先に」とある。
コレは、この馬はダメだけど、乗れる馬が10m先にはあるという事だ。この事実に大人二人のテンションは、確実に上がった。
う、馬に乗れるんだー。とダッシュで10m先へ向かう二人。
あった!う、馬だー!!と乗ろうとするも、何故かうなだれてしまったジョン。
「乗馬厳禁!乗れる馬は5m先に」
この焦らし感がB級感なのである。
じゃぁ取り敢えずという事で、隣にあったパネル写真でパチリ。
パネル写真で馬の焦らしに対するイライラ感はスグに晴れた。
まさか、これは計算し尽くされた演出なのではないか。そうに違いない。
入り口から馬で焦らして、私の心を掴んで離さないのだから間違いない。
関ヶ原ウォーランド恐るべし、である。
思いの外凄くて関心!!武具甲冑資料館
そんな事を考えながら歩いていると、わりと入ってすぐ、右手の建物に「武具甲冑資料館 入り口」を発見。
その先にはなにやら武将の人形が見えたが、行きたい気持ちをグッと抑えて、資料館へGO。
だって、武具と、甲冑の資料館だなんて入るっきゃないんだから。早速入場。
入ると迫力満点の甲冑が並べられていた。なんかスゲーと見ていると、
「ご案内 当資料館展示されている武具甲冑は関ヶ原合戦で実際に使用されていたものです。 ウォーランド館長」という立て看板を発見。
「ほー。これらの甲冑はほんとに関ヶ原で使ってたんだァ。ウォーランド館長が言うなら間違いないね。」とココロの底から館長の言葉を鵜呑みにした私達。何故、あの時ウォーランド館長に全幅の信頼を置いていたのかは定かじゃないけど、実際に使っていた甲冑だと思うと、ワクワク感が段違いだった。
こんな兜をほんとに被って関ヶ原で戦っていたんだァとか思うと胸のDOKIDOKI感が半端無かった。
「ジョンさん、なんかここスゲーイイ施設ですね。関ヶ原ウォーランド、凄いっすねー。正直舐めてましたわ。」とテンションの上がる僕を尻目に、ジョンは終始真剣な眼差しで甲冑、兜武具を見学していた。何故か無言で真剣にジッと見つめるジョン。なんなんだこのジョンの真面目感はと少し戸惑った。
資料館には、蜻蛉切の本多忠勝の兜とか置いてあって、テンションがあがった。
そして、何故かここにも馬の模型が置いてあった。
この入場口からの馬オシは一体なんなのか。やはり関ヶ原ウォーランド、謎なスポットである事は間違いなさそうだ。
何故か馬を必要以上に愛でるジョン
想像以上の武具甲冑に満足感一杯で資料館を後にした私たちは、この後関ヶ原ウォーランドの本当の凄みを魅せつけられる事になる。
という事で、次回へつづく。
関ヶ原ウォーランドについて
この関ヶ原ウォーランドというスポット、想像を上回る凄さだった。正に関ヶ原合戦の縮図。
史上最大の合戦、関ケ原合戦を史実に基づいて再現したものが『関ケ原ウォーランド』です。
関ケ原合戦は今から約410余年前の慶長5年9月15日早朝、日の本を二分し西軍と東軍がその命運を懸けて戦った一大決戦。
ここ関ケ原ウォーランドでは約30,000㎡の敷地内に実物大の武将像を配し、旗指物・陣幕などを再現しております。
関ヶ原合戦を体感しよう! 関ケ原ウォーランド 公式サイト
とは、公式サイトの一文。実はそんな事全然知らなかったんだけど、凄かったです。
歩くだけで、関ヶ原合戦を体感できます。それも浅野祥雲作の雰囲気抜群のコンクリ人形で。
次回予告
ジョン、興奮ピークで切腹!?
ジョン、乱戦の関ヶ原で危機一髪!?
ついに倒れる!?
次回どうぞお楽しみに。