nori510.com読者のみなさまこんばんは!
準レギュラー・”永遠の中2病”@arukidasecloverこと、ふじもんです。

”なんがでっきょんな!”というブログを細々と更新しております。主にガジェットのことや讃岐うどんのことについて書いたりしています。

何がでっきょんな!

さて、本日は『VmWareFusion4』を使ってみた感想などを寄稿したいと思います。

『VmWareFusion4』の感想

まずは経緯から。

Windowsマシンが必要になった経緯

今回仮想マシンを導入しようと思った経緯は以下のとおりです。

  • 所持マシンはMacbookだが、Windowsで使いたいソフトがある
  • Windowsマシンを買うのは経済的、スペース的、作業効率的に望ましくない
  • 以前Bootcampを試してみたが使い心地がいまいちだった

導入コストなど

MacでVmWareFusion4を用いて仮想環境でWindowsを走らせるためには以下のものが必要になります。

  • Macマシン(当然ですがw)
  • VmWareFusion4
  • Windowsインストールディスク

Macについては普段使っているMacbookがあるのでそれを使います。一応、MacBookのスペックを晒しておきます。

  • モデル:MacBook Mid2010
  • CPU:Intel Core2Duo 2.4GHz
  • メモリ:4GB/li>
  • 記憶媒体:SSD 512GB

基本的にデフォルトのままで使っていますが、高速化のために記憶デバイスをHDDからSSDへ換装しています。

MacBookのHDDをSSDに換装してみたら爆速になった « 何がでっきょんな!
この辺が仮想化の際に効いてくるかもしれませんね。

VmWareFusion4はAmazonさんで購入しました。約4.5k円でした。

で、最大の問題はWindowsのインストールメディア。

通常版のWindows7は一番グレードの低いHomePremiumでさえ20k円くらいします。

これは手軽に仮想環境を整えようとしている自分には痛い出費。

DSP版なら約半額で入手可能なのですが、今回は自作PCにインストールするわけではないので、涙をのんで通常版を購入しました。

導入手順

あまりに導入がスムーズすぎてスクショ撮るのを忘れちゃいましたwテヘペロ(;^^)ヘ..

うろ覚えですけど、たしか下のような手順で進めたはず・・・

  1. VmWareFusion4のインストール
  2. 仮想マシンの設定
  3. Windows7のインストール
  4. Windowsの設定
  5. Windowsアプリケーションのインストール

かなりお手軽です。

記憶領域は20GB、メモリは2GBで設定しました。

すでにBootcampやParallelsを使ってる人は既存の環境から仮想マシンをインポートできるのがすごいお手軽だと思います。

VmWareFusion4のココが凄い!

  1. LionのフルスクリーンモードでMac⇔Windows快適切り替え
  2. Macとデスクトップ・マイドキュメント環境同期
  3. ユニティモードでWindowsアプリを擬似的にMacアプリへ

1.LionのフルスクリーンモードでMac⇔Windows快適切り替え

SnowLeopard以前の方はこの機能が使えないのですが、Lionから搭載されたフルスクリーンモードでWindowsデスクトップが簡単に再現可能です。

言葉で説明するよりもスクショを見た方が早いですね(笑)

トラックパッドの四本指スワイプでMacとWindowsを手軽に切り替えられるのでかなり便利です。

2.Macとデスクトップ・マイドキュメント環境同期

VmWareFusion4を使ってみて、地味に便利だったのがこの機能です。

以前Bootcampを使ったときには、Mac⇔Windowsでのファイルのやり取りがとても不便でした。

妥協案として両方にDropboxを入れていたのですが、ファイルの行き来がシームレスではないですし、なにより容量を2倍食うのであまり良い案ではありませんでした。

「今回もDropbox入れないといけないかなー」と思いながら仮想マシンを立ち上げてみると・・・

デスクトップにMacのファイルがある・・・だと?

もしやと思い、仮想マシンのマイドキュメントを開いてみると・・・

ま、Macのホームディレクトリが再現されている・・・だと?


このMacディレクトリが、


そのまま再現されてる。

Dropboxのディレクトリもばっちり再現されているので、ファイルのやり取りの心配がなくなりました。

一個だけ注意したいのは、よくWindowsでソフトをインストールするとデスクトップにショートカットが作られますが、そのときはMac側にもショートカットができてしまうことでしょうか・・・

3.ユニティモードでWindowsアプリを擬似的にMacアプリへ

VmWareFusion4の真骨頂が、この『ユニティモード』です。

仮想マシンを導入する動機として、「Windowsの環境がほしい」「Windowsでしか動作しないソフトを使いたい」というものが挙げられます。

冒頭でも述べましたが、僕は後者ですね。そんなユーザーのニーズを満たすのがこのユニティモードです。

仮想マシン側で新規にアプリケーションをインストールすると、Mac側のアプリケーションフォルダにアプリが登録されます。

これをユニティモードにして起動すると・・・


まるでMacアプリのように起動できる・・・だと?

ぶっちゃけ目的のアプリが使うことができれば良かった僕は万々歳なこの機能。

Sparrowのメール未読数とか、Growlの通知は見ながら作業したかったので、これはうれしいです。

もはや実機と仮想マシンの垣根を越えてしまったこの感覚、Bootcampではこうはいきません。

おわりに

普段Macを使ってらっしゃる方で、Windows環境が欲しいと思ってるならば『VmWareFusion4』を検討してみると良いかもしれません。

しかしながら、経済的、スペース的余裕があるなら実機購入をお勧めします。これだけ勧めておいてアレなのですが、私は本来実機至上主義ですので(笑)

なお、いまのところ仮想マシンが異常終了したことはありませんが、仮想マシン起動中にはMacにかなり負担がかかってるっぽいです。ファンががんがん回ってますんで(笑)

動画のエンコードなど、重たい作業と並行して起動するのは避けた方が良さそうです。

なお、私は冷え冷えクールブリザードという機器を使って放熱しています。

コレも中々オススメですよ。