「何を目指しているのかわからない」「お前は一体どうなりたいんだ」

2年もブログをシコシコと書いていると、そんな事を言われることがある。

iPhoneの事を書いたり、Macのことを書いたと思ったら、千円でコーディネートしてみたり、暴飲暴食してみたり、きっとブログにおける記事の一貫性があまりないからなのだと思う。

先日@uma_blue氏が、私nori510とリアル兄@goryugoをブロガー兄弟と宇宙兄弟になぞらえて「ブロガーの人跡未踏の地「火星」は一体どこなのだろうか。」という記事を書かれていた。

ブロガーの「火星」はどこにあるのか? | 極上の人生

ブロガーとして目指す人跡未踏の地、火星。

「何を目指しているの?」そう人に聞かれると私はいつも、学生時代に浴びるほど聴いたJUDY AND MARYの「ダイナマイト」という曲の一節を思い出す。

目指す場所は いつも 変わるけれど 信じてるものは いつも 変わらない

私がブログを書く事で目指しているものは、いつも変わる。フラフラ、フラフラと、それこそ記事毎に目指す場所が変わっていく。けれど、信じているものは、中学生時代からずっと変わっていない、そんな気がする。

だから私は「何を目指しているの?」そう聞かれた時は決まって「何も目指してない。目指しているものなんてあっても面白くない。」そう答えている。

だから私は、私にとっての火星というのは、目指す場所ではなく信じている場所なのではないだろうかと、案外私がブロガーとして見上げているつもりの人跡未踏の地火星とは、気がつけば足元に溜まっていた二年間のウチに蓄積された過去記事なのかもしれないと、そんな風に思う。

そして今日もこうして私はブログを書いている。そうMacアプリのMars Editで。