愛知が誇るB級スポット桃太郎生誕伝説の残る犬山市桃太郎神社に行ってきた
全国二百万人のB級スポット好きの皆様こんにちは。@nori510です。
さて早速ですが、愛知県が誇る名珍スポット、犬山市にあります桃太郎神社はご存知でしょうか。あの名コンクリ作家浅野祥雲先生の作品が見られる三大スポットの一つですので、当然ご存知の事だと思いますが、本日私、ジョン・小川氏と共に行ってまいりました。
いやぁ、素晴らしいB級感でした。
桃太郎生誕伝説!!犬山市桃太郎神社
桃太郎神社手前の川辺でジョン氏と待ち合わせ。
結構本域の走りで現れたジョン小川氏。
「お疲れ様で〜す。ジョンさん、今日はよろしくおねが…」
私の声がまるで耳に入らないように通り過ぎていってしまうジョン氏。この浮遊感。
私の前を横切り、
そのまま凄いスピードであっという間に消えていってしまった。
桃太郎神社到着
しょうがない。という事で一人でやってきました桃太郎神社。
すると、鳥居のスグ横から「フフフフッ。ごとうくん、遅いよ。フフフフッ。」と、不敵な笑みを浮かべながら、早くも桃太郎神社の鬼と打ち解け共に佇むジョン氏の姿。
「ジョンさん、さっき声かけたのになんで先行っちゃったんですか。」
「ふふふふっ。ただ先に行きたかったんだ。フフフッ。」
ソコまで気持ちに正直だと怒りも湧いてこなかった。
ジョン氏が座っていたこのレトロモダンな鬼が浅野祥雲先生の作品。この神社この鬼の他にも祥雲先生のコンクリ人形が一杯でほんと素敵な神社だった。
鳥居の真下にサル。と、何故かお祓いを行うジョン。何かあるとイケないから入る前に念のためにとの事。何があるんだ。。
しかしこの素敵な色使い。このポップな色使いが、浅野先生のコンクリ人形の魅力なのだ。
鳥居をくぐってすぐ、雉子と犬の間でポーズをとるジョン。猿をイメージしたのか、それとも桃太郎をイメージしたのかは謎である。
犬。この素晴らしい哀愁。
猿。この素晴らしい目つき。
川に向かったお婆さんの洗濯石
少し進むとあの川へ向かったお婆さんが洗濯したという洗濯石を発見。
コレが、その洗濯石とお婆さんの人形と倒れたジョン。
肝心の洗濯石のお婆さんの足跡が見えないじゃないか、ジョン!
お婆さんはこの佇まいで倒れたジョン氏を見つめていた。
また猿。しかしなんというB級感。
日本一の上りを掲げている。
犬。それにしてもなんという哀愁感。
桃太郎神社ののぼりを掲げている。
ノボリを掲げる雉子は残念ながらいなかった。
やはり、桃太郎の物語の中で個人的にも雉子って仲間として弱いよなぁと思っていたが、仲間としての扱いがギリギリな事がよくわかった。
遂に桃から桃太郎登場!!
少し進むと、桃を中央に飾った鳥居。徹底している。
その下には遂に姿を現しました、オールピンクの桃太郎!このPOP感!そしてジョン!
桃太郎とジョン。二人ともいい顔しておる。
桃から出たばかりで、このアイメイクの桃太郎。POP感が半端ない。
「あの天下の桃太郎を負かしてやるー!」と突如桃太郎と力比べを始めるジョン氏。
「おおぉぉぉーー!」
「おぉぉー。あぁぁーっダメだー。負けたーー。」
勝者桃太郎はこの顔である。
階段を登ると、芝刈り途中であろうお爺さん。
「あの桃の子、産まれたてなのにとても敵わなかったよ。いい子をおもちだ。スゴイよ爺さん。」とお爺さんと握手。ジョン氏が桃太郎を認めた瞬間である。
わけも分からず握手を求められたお爺さんはこの顔である。
階段を登った先には社が
階段を登り終えると其処には国定公園内桃太郎誕生地の看板。
そして、鬼を従えるように頂の上に陣取る桃太郎と家来。それにしても素晴らしい作品群。
その正面脇に悪運を食べる猿。凶のおみくじは食べさせて下さいの看板。
「うわあぁぁぁっ。」と自分自身の内の凶運を食べてもらいたいのか、自ら頭から食べられにいくジョン氏。
コレで凶運から逃れられればいいのだが。
左方には遂に遂に桃太郎神社の社。桃をかたどった鳥居。右側の注意書きには「桃形鳥居をくぐれば 悪は去る(サル) 病は去ぬ(イヌ) 災いは来じ(キジ)」と書かれている。何と言うオシャレ文。
桃の絵馬に桃の垂れ幕、桃の提灯などなど、素晴らしい桃感である。
やっとの事でたどり着いた桃太郎神社の社に感極まったのか、火曜サスペンス真っ青なぶっ倒れを魅せるジョン氏。
この倒れっぷりである。もし他人が目撃して通報されていたら、桃太郎神社殺人事件としてニュースになっていただろう。
たまたま他の目撃者がいなくてよかった。やはり、凶運はサルが食べてくれたようだ。なんだか運がむいてきたのを感じる。
それにしても桃、桃太郎を奉った素晴らしい神社である。
そして…
そして、このエキセントリックな神社の中でも、群を抜いてぶっ飛んでいるのがこの神社のメインとも言える入場料200円をとる宝物庫。
鬼のミイラ、鬼の角の写真、鬼の金棒、鬼の珍宝などが展示されています。
勿論、行ってきました。
が、長くなったので宝物庫編はまた次回。