DJIのドローン「Mavic 2 Pro」の、ハイパーラプス撮影、D-log撮影のチュートリアルやハッセルブラッドナチュラルカラーソリューションについてのご紹介です。

Mavic 2 Pro 機体はDJI JAPAN よりご提供頂きました。

DJI Mavic 2 Pro ハイパーラプス撮影、D-log撮影のチュートリアル

こちらの記事は下記動画からの抜粋になりますので併せて動画を確認頂くとわかりやすいと思います。

ハイパーラプス撮影

ということで、まずはイパーラプスから。

そもそもはイパーラプスとは、タイムラプスからの派生種で、カメラを動かしながら一定間隔で写真を撮影していって、繋げて再生する動きのあるタイムラプスという感じのモノ。

このハイパーラプスをMavic 2 Pro はとても簡単に撮れてしまう機能を搭載しています。

DJIの各種ドローンに搭載されているクイックショットと同じ要領で、画面左のコントローラーアイコンをタップし、ハイパーラプスを選択します。

すると、フリー,サークル,コースロック,ウェイポイントの4モードが選択できます。

4種類のハイパーーラプス

フリーは自分の好みのマニュアル操作で撮影できるモード。

ウェイポイントは高度やGPS座標の両方に基づいて飛行経路を自分で作成して撮影するモード。

サークルは目標物を設定して、目標物を円形に移動しながら撮影するモード。

コースロックは直線上に動きながら目標物を追いながら撮影したり、単純に直進しながら撮影するモード。

撮影方法

インターバルシャッター間隔、出来上がりの動画の長さ、機体の移動速度を選択して、円形の周り方を時計回りと反時計回りから選択し、撮影目標を画面から選択したら、画面右のGOをタップするだけ。

被写体の位置や移動などを自動的に計算し撮影を開始してくれます。

あとは基本的にオートで撮影してくれ、撮影が完了したら自動的にはイパーラプス映像を作成してくれます。


空撮映像の、しかも動きのあるタイムラプス。こんな面白い映像が簡単な設定操作だけで撮れてしまうというのは本当にすごいとしか言いようがありません。

撮影中のバッテリー持ちの制限がどうしてもあるので、使い所は難しいかもですが、印象が残る映像が撮れることは間違いないです。

D-log撮影

続いては、D-logについて。

最近よく聞くいわゆるログ撮影というやつです。

色情報が豊富でフラットで後から加工しやすい映像が撮れる撮影法です。

編集での加工前提の撮影なんですが、

雰囲気の違うカラーに加工出来ます。

撮影方法は、画面右中央録画ボタンの下のアイコンをタップして、カラーからD-logMを選択して撮影します。

カラーをD-logにすると画面がサラッとした薄い映像になります。

DJI GOアプリはカラーレンディションに対応しているので、この状態で映像を撮影するんですが、画面右上の四角のアイコンをタップするとモニターlutを適用した状態で表示してくれます。

色が薄く、露出だったりが正しいかわかりにくい状態になるので使えます。

Mavic 2 Pro のDJI標準LUTも公開されているので、FCPXやPremireダビンチリゾルブなどでLUTを当てて動画編集可能です。

映像表現の幅を広げられるlog撮影もお手軽に可能ですね。

ハッセルブラッドのナチュラルカラーソリューションについて

最後に、ハッセルブラッドのナチュラルカラーソリューションについて。


最大の魅力となっているハッセルブラッドのカメラ。

これが一番の売りポイントだと思うのですが、Mavic 2 Pro は、Hasselblad協力のもとで、イメージセンサーを新しい高性能1インチCMOSにグレードアップして搭載しています。

有効センサー領域がMavic Proの4倍で、画質、感度、色性能も大幅に向上しています。

このカメラのHasselblad Natural Color Solution(HNCS:ハッセルブラッドナチュラルカラーソリューション)技術搭載によっては、色彩の細部まで忠実に再現された自然な色彩を表現できる、歪みも抑えられ映像がさらにナチュラルになったとのこと。

僕も届いてから2ヶ月ほど使ってみましたが、個人的には、全体的に彩度が高めで、現代の趣向にあった色のメリハリがしっかりきいた映像が撮れる印象。

色々なレビューを見比べたり、実際に撮影したり、帰って映像を確認すると、Mavic 2 Pro で撮った映像は、確かに確実にレベルが上がっているというのを実感します。

1度使ってしまうと他機種に戻れないような完成度の高い機種だなぁと思います。

という事で、Mavic 2 Pro のナイスな機能3つの簡単なチュートリアルとご紹介でした。