もっと簡単な自作Tシャツの作り方!注意点や改善点など
以前に、自宅で出来るシルクスクリーンを使ったオリジナルTシャツの作り方を紹介しました。
今回は。前回ご紹介した方法を更に簡単に使用するアイテムを減らして作るシルクスクリーンプリントの方法をご紹介したいと思います。
シルクスクリーンを使った作り方となるとなんとなく敷居が高いイメージがありますが、本当に気軽に作れてしまうのでオリジナルのアイテム作りがしたい!という方は是非検討してみて下さい!
シルクスクリーンで簡単にオリジナルTシャツ作り
基本的な作り方の流れや使用したアイテムなどは冒頭リンクをご参照下さい。
実際に以前に紹介した作り方から少し改善変更を加えた作り方で作ったTシャツ作りの流れの中で、変更点や要らなくなったアイテムなどをご紹介していきたいと思います。
今回の製作デザイン
今回作ったTシャツは、年1回行っている友人と珍スポット(B級スポット)を巡る旅のTシャツ
珍スポという事で、東スポさんからインスピレーションを頂きまして作ってみました。
変更点1.OHPフィルムからコピー用紙に
この変更点が一番大きな変更点。
今までシルクスクリーンへの露光の際にデザイン焼き付けに透明のOHPフィルムを使用していたのですが、コレを極々普通のA4のコピー用紙に変更してみました。
OHPフィルムよりも格段に安くそしてどこにでも手に入るコピー用紙を使うことでとても気軽に作れます。
ちゃんと露光できるか少し心配でしたが、普通にコピー用紙でも問題なく露光できる感じです。
変更点2.シルクスクリーンの変更
前回はTシャツくん専用スクリーンを100円ショップなどで買った写真フレームに張って使いましたが、今回は画材店などに売っているアイセロフィルムという露光すると固まるフィルムが既に木枠に貼ってあるスクリーンを使用しました。
シッカリと初めからスクリーンとフィルムが木枠に貼ってあるので気軽に作り始められます。
今回の購入先は「ZOWHOW.com」というネットショップ。
木枠の内寸約170×240mmで千円弱。
変更点3.露光機→太陽光で露光
そして、自作の露光機を使っていたのを太陽光で露光してみました。
これなら蛍光灯のライトも必要ありません。
紫外線さえシッカリと当たればバッチリとフィルムも固まってくれます。
注意点 露光時間に注意
太陽光での露光と言うことと、透明のOHPフィルムからコピー用紙に変えたという事で露光時間は少し長めにとった方が良いと思います。
また、天候や季節によっても露光時間が変わると思うので注意が必要です。
今回曇天の中で10分ほど天然露光してみました。いい感じに出来たと思ったのですが…
いざプリントしてみると…
こんな事に。。
露光時間が足りず、全体的にアイセロフィルムが固まらず水洗いの際に流れ落ちてしまい細かい穴が沢山空いてしまいました。
ちなみに左下のインク汚れは僕のケアレスミスでスクリーン版の印刷とは関係ありません。。
シルクスクリーンプリントもとっても簡単!
という事で、今回は露光時間を間違えて失敗してしまいましたが、今回ご紹介した変更した方法でも露光時間さえ間違えなければ上手くいく確信がもてました。
OHPフィルムも自作の蛍光灯を使った露光機もいらなければ、自宅でシルクスクリーンプリントを始める敷居はとても低いと思います。
自分の手を動かして作るオリジナルアイテムは作っている最中も楽しく作ったアイテムも愛着が湧きます。
作ってみたかった!という方は是非やってみてください!
動画で解説
実際の流れや変更点を解説しながら作成した動画も作りましたのでよろしければご覧下さい。